マネージメントゲーム開催

7月18日(土)と19日(日)の2日にわたって、マネージメントゲームと呼ばれるビジネス・シミュレーション・プログラムを実施しました。

マネジメントゲーム とは、ソニー・キャリア・ディベロップメント・インターナショナル(CDI)が1976年に開発したビジネス・シミュレーション・ゲームです。大変ユニークなゲームで、社員研修プログラムとして今でも盛んに利用されていますが、今回は(株)オリジン・コーポレーションの協力により、大学生向けにプログラムを実施しました。

ボードゲームの要領で、ひとつのボードという市場で資材を調達し、製品を開発し、販売する過程をシミュレーションし、タームごとに決算を行い、手元に残る資本金の多さを競います。最初2時間でゲームの説明を受け、2日で5タームのゲームを実施しました。たいへん密度が濃く、大学時代で一番、頭を使ったという受講生もいました。

将来、サラリーマンになるくらいの選択肢しかないと感じている大学生に、自ら事業を起こすこともできると知ってもらうことは、今日の日本社会の就職活動の閉塞感を打破するにはとても重要です。同時に、民間企業だけでなく、NPOや公務員といった組織に所属していたとしても、組織のなかで与えられた仕事をこなすだけでなく、自ら経営感覚をもって仕事に取り組む必要性が増してきています。

小さくても自分たちで事業を起こす人たちをもっとたくさん生み出すために、あるいは経営感覚をもった人財を生み出すために、こういった体験学習は「キャリア分野」の活動として大変意味をもつと考えます。

IMG_4224IMG_4222IMG_4233IMG_4229
 
Scroll To Top