インドネシアフィールドスタディ(4日目) 2019年11月5日

 

この日は、夜のパーティーで着るために、インドネシアの伝統衣装を買いに市場に向かいました。車で街の中心に30分ほどかけて行きました。訪れた市場は定期的に開催されており、服のほか魚や肉・フルーツなどの食材や日用品が多数揃っていました。学生は自分好みの腰巻(「サロン」と呼ばれる伝統衣装」)を買っていました。またその帰りに、パーティーで振る舞う鶏を生きたまま10羽購入しました。

村に戻りすぐに養殖池の見学と調査に向かいました。養殖池に向かいながら、川の水を養殖池に流して水量を調整することや、そのための水門があることなどを知りました。調査に応じてくれた方は、マナク村で魚(ミルクフィッシュ)の養殖池を営んでいるようでした。池を購入してから実際にビジネスを行うまでの過程や、その池で獲れたミルクフィッシュを見せてもらいました。

昼過ぎに、全員で鶏の屠殺体験を行いました。実際に生きた鶏を絶命させて調理するまでの行程を行います。やり方としては、鶏の首と胴体を抑え、ナイフで首元を断ちます。このように、命をいただくことについて改めて考えさせられる体験でした。そして屠殺体験後は、昨日に引き続き各班ごとに調査を行いました。昨日のミーティングで、調査によって明らかになったことを踏まえて仮設を立ててさらなる調査に臨みました。次々と判明する事実に、調査の内容が徐々に深まっていきました。

夕方から、村人を交えてパーティーを行いました。マナク村を統括するラバッカン郡の慣習法長の方も参加し、学生たちによる催し物で村人たちを歓迎しました。村人も、地域伝統の踊りやパフォーマンスで私たちを温かく迎え入れてくれました。その後、食卓を囲んで会話をしながら交流を楽しみました。

Scroll To Top