インドネシア・フィールドスタディ09

〔10日★11月10日〕
この日は主に2つの活動をしました。
まず、1つ目はマカッサル市内の魚市場見学です。 魚市場は活気に満ちていました。場外には魚加工食品の店や雑貨屋が軒を連ねていました。ここの魚市場は業者向けというよりは一般家庭向けの販売が中心なようです。
幼い子が一生懸命に魚を運んでいる様子は私が抱く東南アジアのイメージに添うものでした。反対に、バイク等の乗り物が秩序立って並んでいる姿や華人系の人が多くいる姿は私が抱くイメージを覆しました。
これらの実際に行ったからこそ見る事が出来た姿は個々の今後の学習テーマ決定に大きく関与しました。

そして、2つ目はB社での全体説明・エビ加工工場見学です。
B社はこれまでインドネシアで私たちが訪問した施設で最も西洋的な建物でした。例えば、化粧室に洋式が設置されていました。始めに、B社の事などの説明を受けました。ここでは、B社が日本へ向けたエビ加工食品の輸出に関する歴史等の話が聞けました。
その後、班ごとに工場見学を行いました。工場に入る前に着替えや消毒等を行いました。工場内でもセクションを移動する度に衣服の埃をとるほど清潔さに気を配っていました。また、その丁寧な仕事ぶりには驚かされました。
工場見学を通して私が抱いていた「海外の工場は信用できない」という固定概念が覆されました。そして、「エビが繋ぐ日本とインドネシア」を改めて実感できました。


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