インドネシアフィールドスタディ(2日目) 2019年11月3日

2日目は、朝食をとりに市内へ向かいました。向かったのは、トラジャコーヒーの専門店です。マカッサルが位置するスラウェシ島に先住する民族の一つである「トラジャ民族」は、標高の高い地域に住んでいます。そうした地域はコーヒー栽培に適しています。今回訪れた専門店では、そのトラジャ民族が住む地域で収穫されたコーヒーが出されました。その他、インドネシアの代表料理である「ナシゴレン」をはじめとした数多くの料理を堪能することができました。

 

午後は市内からバスで北に移動し、マナク村という村に向かいました。途中、村の重役を務める方々にお話しを伺いました。村の中でも格式ある建物の中で、村の伝統儀式や政治について興味深いお話を聞くことができました。特に、村で年に一度行われる田植えの儀式は大変面白いものだと感じました。その儀式では、悪霊退散の意味を込めて神聖な武器を磨いたり、持ち帰れば豊作が約束されるという稲を村人どうしで奪い合ったりします。2日目にして、異文化に触れることができました。

この日はマナク村のとあるお宅に訪問し、ホームステイをさせていただきました。年配の方から小さな子どもまで、温かく迎え入れてもらえて嬉しかったです。また、その家で振る舞われた「ミルクフィッシュ」という白身魚や、インドネシアの調味料「サンバル」が私たちの印象に残っており、それらを手で食べるという貴重な異文化体験もできました。

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